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レジリエンスを高める方法|失敗から立ち直れないときに

執筆:これからの生き方 編集部 監修:徳吉陽河(『これからの生き方』監訳・解説) 最終更新:2026年8月28日
ANSWERレジリエンスは、感情を抑える力ではなく、戻る手順を持っているかどうかで決まります。回復が速い人は、特別に強いのではなく、落ち込んだときにすることをあらかじめ決めています。判断力が落ちているときほど、事前に決めた手順が効きます。

この記事でわかること

  1. 1. 立ち直れない原因は、たいてい2つ
  2. 2. 4つの手順
  3. 3. やってはいけないこと
  4. 4. 戻れないときは
  5. よくある質問
  6. 出典・参考文献

1. 立ち直れない原因は、たいてい2つ

ひとつは、出来事の解釈が広がりすぎていること。ひとつの失敗が、自分全体の評価にまで及んでしまう状態です。もうひとつは、回復の手順を持っていないことです。

どちらも性格の問題ではありません。前者は解釈の癖、後者は準備の有無です。両方とも変えられます。

2. 4つの手順

① 出来事と解釈を分けて書く

何が起きたか(事実)、何を思ったか(解釈)、その結果どうなったか。分けるだけで、荷物は軽くなります。

② 思い込みに反証をひとつ足す

反対の結論を出す必要はありません。断定を仮説に戻すだけで十分です。

③ 回復の型を、元気なうちに決めておく

散歩する、湯につかる、この人に連絡する、この時間に寝る。落ち込んでから考えるのは難しいので、先に決めておきます。

④ 頼る練習をしておく

ソーシャルコネクトは、必要になってから作れません。困っていない時期に小さく頼っておくことが、後の回復速度を左右します。

→ 実践:5分の書き出し

3. やってはいけないこと

4. 戻れないときは

回復力が働きにくいと感じるとき、その多くは本人の弱さではなく、負荷が大きすぎる状況にあります。まず必要なのは、力をつけることより風を弱めることかもしれません。

強い落ち込みが2週間以上続いているときは、専門の相談窓口や医療機関に相談することを強くおすすめします。早い段階で相談するほど、回復にかかる時間は短くなります。

よくある質問

どのくらいで立ち直れるものですか?
出来事の重さによります。ただし同じ出来事でも、解釈と手順によって数日から数か月まで幅が出ます。変えられるのはこの幅の部分です。
何度も同じことで落ち込みます。
解釈の型が固定されている可能性があります。書き出して、3つの型(個人的・永続的・全体的)のどれに当たるかを見てみてください。
周りに相談できる人がいません。
職場の相談窓口、産業医、自治体の相談窓口などが使えます。話す場所を確保することが先で、解決策はその後で構いません。

出典・参考文献

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