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10年後の自分が描けないときの、キャリアビジョンの作り方

執筆:これからの生き方 編集部 監修:徳吉陽河(『これからの生き方』監訳・解説) 最終更新:2026年8月28日
ANSWERキャリアビジョンが描けないのは、職業名で未来を考えようとしているからかもしれません。職業の中身そのものが数年で書き換わる環境では、職業名は足場になりません。代わりに「どんな問題を解いていたいか」で描くと、業界が変わっても持ち運べる軸になります。

この記事でわかること

  1. 1. 職業名で描くと、行き止まる
  2. 2. 3つの問いで輪郭をつくる
  3. 3. 時間割に落とす
  4. 4. 3か月ごとに書き直す
  5. よくある質問
  6. 出典・参考文献

1. 職業名で描くと、行き止まる

「10年後、何になっていたいか」という問いは、職業が安定していた時代の問い方です。いまは、同じ職業名の中身が5年で別物になります。

問いを変えます。「10年後、どんな問題を解いていたいか」。この形なら、業界や職種が変わっても答えが残ります。そして、いま何を身につけるべきかも決まります。

2. 3つの問いで輪郭をつくる

3つ書けたら、それがビジョンです。かっこいい言葉にする必要はありません。

3. 時間割に落とす

輪郭ができたら、10年後の平日の1日を時間割で書いてみてください。起床から就寝まで、時間の流れに沿って書きます。役職や年収ではなく、時間の使い方を書くのがコツです。

ここで多くの人が「これは今の延長線上にない」と気づきます。それが最大の収穫です。

→ 実践:うまくいった10年後を、具体的に書く

4. 3か月ごとに書き直す

ビジョンは決めるものではなく、更新するものです。3か月に一度、前回を見ずに書き直し、あとで比べます。変わっていれば方向が定まってきた証拠、変わっていなければ本物だということです。

描けない時期があっても構いません。未来を思い描くには、ある程度の心の余裕が必要です。余裕がないときは、足元を整えるほうが先です。

よくある質問

やりたいことが見つかりません。
「やりたいこと」より「関わりたい困りごと」から探すほうが見つかりやすいことがあります。人の困りごとには、自分の関心が映ります。
ビジョンは1つに絞るべきですか?
絞らなくて構いません。むしろ2〜3の可能性を並行して持っておくほうが、状況が変わったときに動けます。
会社にビジョンを聞かれて困ります。
組織の期待に合わせた答えと、自分のための答えは分けて持っておくのが現実的です。

出典・参考文献

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