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Practice — 1 WEEK · Social Support

初対面で信頼を立ち上げる3つの質問

執筆:これからの生き方 編集部 監修:徳吉陽河(『これからの生き方』監訳・解説) 最終更新:2026年8月28日
ANSWER会話の時間を増やすのではなく、深さを一段上げるための3つの質問です。1週間、初めて話す相手に対してこの3つのうちどれか1つを使ってみてください。ラピッド・ラポール(迅速な信頼関係づくり)は、社交性ではなく技術として身につけられます。

この記事でわかること

  1. 1. 雑談を長くしても、信頼は育たない
  2. 2. 3つの質問
  3. 3. 先に、少しだけ開示する
  4. 4. 1週間の使い方
  5. よくある質問
  6. 出典・参考文献

1. 雑談を長くしても、信頼は育たない

関係を築こうとして、天気や趣味の話を長く続けても、距離はあまり縮まりません。情報の量が増えているだけで、深さが変わっていないからです。

信頼が立ち上がるのは、相手が「この人は自分の状況を分かろうとしている」と感じたときです。そのために必要なのは、時間ではなく質問の種類です。

2. 3つの質問

① 「どうしてそう思ったのですか」

事実ではなく背景を聞く質問です。「何をしているか」は名刺でわかりますが、「なぜそうしたか」はその人にしか答えられません。答えた瞬間、会話は情報交換から対話に変わります。

② 「いま、いちばん時間を取られていることは何ですか」

相手のいまの現実に触れる質問です。「お仕事は順調ですか」より具体的で、答えやすく、しかも相手の関心の中心が出てきます。

③ 「そこはどのあたりが大変なんですか」

②の答えを受けて使います。困りごとを共有できると、関係は一気に近くなります。解決しようとしなくて構いません。聞くだけで十分です。

3. 先に、少しだけ開示する

質問だけを続けると尋問になります。相手に話してほしいことは、自分が先に少しだけ話してください。

深い告白は不要です。「実は自分もこれが苦手で」くらいの一言で、相手の口は開きやすくなります。開示の大きさをそろえるのがコツで、こちらが軽く出せば、相手も軽く返せます。

4. 1週間の使い方

オンライン会議でも同じように使えます。むしろ雑談が生まれにくいぶん、効果を実感しやすいことがあります。

→ ソーシャルコネクト・ラピッド・ラポールとは

よくある質問

人見知りでもできますか?
できます。話す量を増やす方法ではなく、聞き方を変える方法なので、むしろ聞き役が得意な人に向いています。
失礼になりませんか?
③は関係ができる前に使うと踏み込みすぎることがあります。②の答えを受けてから使うと自然です。
オンラインでも有効ですか?
有効です。偶然の雑談が起きないぶん、意図的な質問の効果が相対的に大きくなります。

出典・参考文献

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